十三仏の念仏2012/03/02 23:00

実家に戻りました。

カミさんの両親と義弟が帰ると同じに来た葬祭センターの担当さんが

四十九日までのかざりつけをしてくれました。



葬祭センターの担当さんが帰ると、町内会の年配の方が集まり

お寺で借りた鐘を「チン、チン、カーン」と叩きながら十三仏の念仏を

行いました。

十三仏の念仏は、十三人の仏様の名前を「不動、釈迦薬師如来・・・」

と唱えながら、水を入れた茶碗の水を茶の木の枝に付けて遺影や

位牌に掛けるふりをし、終わると茶碗の水を屋外に捨てて、

バケツの水を杓子に取って茶碗に入れ替え、次の人に渡す工程を

参加者全員がそれを行う葬儀最後の行事です。



町内会の皆が、たまにしかやらないので、うろ覚えで

  「あれ、どうだったけ~」

  「鐘の調子が狂った~~」

  (キーが途中で変調したり・・・)

と中断しては、大笑い。

葬儀の前、「面倒くさいな~・・・」って思っていましたが

意外と楽しい行事でした。




全員が終わるとお茶会が始まり、町内会の人々が集まって

談話を楽しんだ後、最後にうどん一束と100円玉を皆に渡し、

喪主(自分)が

  「母が一人になりましたが、宜しくお願いします・・・」

と(下手な)挨拶して終了しました。


寂しくなった実家が、町内会の人でにぎやかになったひと時でした。


これで葬儀一切の終了です。

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